はじめまして。マジシャンのオイルです。
僕は静岡県を中心に結婚式や各種パーティーなどの出張ショーをメインに、企業向けセミナーやマジック指導など、
手品に関わるいろいろなことを仕事にしているプロマジシャンです。
このコラムでは、日々のお仕事や家庭でのコミュニケーションを円滑にするためのちょっとしたヒントやテクニックを、
僕の普段のパフォーマンスで経験したエッセンスを交えながら皆さんにお届けしていこうと思っています。
さて、記念すべき一回目は「第一印象のイメージアップ」についてお話していきます。
誰もが初対面の人に対しては多かれ少なかれ不安な気持ちを抱きます。
「話しやすい人だといいなぁ」と相手への期待があったり、
「上手く話せるかなぁ」と自分自身の心配をしたり。考えれば考えるほどに悪いイメージが浮かんで・・・。
でもこれは相手に受け入れられたいという皆さんの「素敵な感情」です。
これを生かさない手はありません。
「とにかく自分らしく」
コミュニケーションを取るとき、相手に不信感を抱く多くの原因は「違和感」だと言われています。
いわゆる見た目と中身(態度や発言)のギャップです。
最新ファッションに身を包んでいるのに支離滅裂な言葉を発したり、楽しい話をしているのに真顔だったり。
これらの発言や態度は相手に対して「ウソをついている」という印象を与えてしまいます(想像すると笑ってしまうほどたくさんのイメージが浮かんできますよね)。
ということは、第一印象やコミュニケーションで信用してもらうためには、そのままの自分を相手に伝えることが大切だということです。
「お会いできて嬉しいです」のあとに「○○さんを前にするととても緊張しています、上手く話せなかったらすみません。」と伝えても、
あまり悪い印象は受けないのではないでしょうか。
逆に無理をして落ち着いた態度を「演出」するほうがリスクが高いように思われます。
緊張しているときは緊張していることを伝える、分からないときは分からないと伝える。
すると相手はあなたの態度の理由が分かってとても安心してくれます。
僕もプロマジシャンとしてのキャリアをスタートさせたばかりの頃は、ベテランマジシャンの風格を意識してパフォーマンスをしていた時期がありました。
しかし、それが観客にすぐに見透かされてヤジや茶々を入れられたり道具を調べられたり、散々な思いをたくさんしてきました笑。
(僕はマジックを素直に楽しんでほしいだけなのに、どうしてみんなタネを見破ろうとするんだろう・・・)
あるときショーの始めの挨拶で「絶対にタネは見破らないでください」と僕の思い(お願いに近い)を大きな声で伝えました。
すると観客は大盛り上がり。その後のパフォーマンスもスムーズに進行させることができました。
このように、何でもかんでも口に出せばすべて解決!というわけではありませんが、
少なくとも「無理をしている」と相手の方に感じさせない工夫が必要だと僕は思っています。
「ウソをつかない」
「自分らしい言葉選び」
「無理をしない」
これを実践するだけで、相手はもちろん、自分自身もリラックスしてコミュニケーションに集中できるはずです。
いきなり全部を変えることは難しいので、最初は会話の中で「あ、今の自分無理してるなぁ」と感じられるだけで十分です。
いつもの自分を小出しにしていくと良いと思います。
効果を実感するたびに、本来の自分を発揮できるようになってきます。ぜひお試しください!
さて、今回は第一印象をよくするためのヒントについてお届けしました。
皆さんの日々のコミュニケーションの一助となれば幸いです。
ではまた!
オイル
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